[Velopont Newsletter] 2026年8月19日号 守るべきは強みではなく、続ける力だという話
読者様
お世話になっております。Velopontの飯嶋です。
今週のひとこと
来週、初めての無料セミナーを開催します。ポジショニングワークシートを、架空のB2B企業をケースにその場で埋めていく実演です。準備を進め、告知の広告を作る段になって、手が止まりました。自分のサービスのポジショニングを、自分で書けていなかったのです。何が顧客にとっての価値なのか。改めて問い直してみると、言葉にしやすいものほど、どこかで見たことのある言葉になる。逆に、本当に真似されにくいところは、うまく言い表せない。今回ご紹介する記事の一本は、まさにこの居心地の悪さについての話です。
【セミナーのご案内】
ポジショニングワークシート実演セミナー(8月26日・オンライン・無料)
架空のB2B SaaS企業をケースに、ポジショニングワークシートをその場で埋めていく公開実演です。埋め終えた結果だけでなく、迷いどころと、そこで何を根拠に決めたのかまでお見せします。本編は18時から19時まで、そのあと19時15分まで任意参加の質問コーナーを設けます。ご参加の方には、実演で使うワークシート(Excelテンプレート)を差し上げます。
【記事紹介】
営業支援AIを入れても成果が出ない理由——「体裁だけのAI提案」から抜け出すコンテクスト供給
前号でご案内した「AIに何を渡すか」の、その先の話です。強みをAIが読める形に整えるほど、勝てる理由は誰にでも持ち出せるものになります。競争優位の議論では、本人たちもうまく言葉にできない曖昧さこそが、真似されにくさの源泉だとされてきました。つまり構造化は諸刃の剣です。記事では、その逆説を認めたうえで、守るべき優位が「整えた中身」ではなく「更新し続ける力」の側に移ることを書きました。
あなたの会社の「勝てる理由」は、いま誰の頭のなかにあるでしょうか。
GTM戦略を『成長の設計図』に変える——2026年、マーケティング組織の新しい責任
マーケティングは、どこも忙しく動いています。ただ、その忙しさの大半は、すでに決まったことの実行と、部門間の調整です。「何をどう売るか」を決める側に回るには何が要るのか。ダイナミック・ケイパビリティ論とカテゴリーデザインを手がかりに、通常の実行力・感知の制度化・経営の意思決定への接続という三つの条件に整理しました。欧米でも、この三つが揃った組織はまだ少数派です。
あなたの組織のマーケティングは、設計図の「作図」と「施工」の、どちらをしているでしょうか。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
2026年8月19日
合同会社Velopont 代表 飯嶋 睦
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