[Velopont Newsletter]2026年7月22日号
読者様
お世話になっております。Velopontの飯嶋です。
今週のひとこと
独立して最初の週、たまたま海外の調査記事が目に留まりました。Bloomberg MediaとLippincottが世界500人超のマーケティング責任者に聞いたところ、「組織内での影響力が非常に高い」と答えたCMOは28%にとどまったそうです。しかも多くが、経営陣の信頼を得たい一心で、長期のブランドづくりより目先の数字を優先してしまう——調査はこれを「信頼のトレードオフ」と呼んでいました。読みながら、順序が逆ではないかと思いました。数字を積んで信頼を買うのではなく、信頼があるから数字も託される。ではその信頼は、どこから生まれるのか。今週の記事は、まさにそこから書き始めています。
【記事紹介】
マーケティングが経営に影響を持つには——能力より先に、信頼と翻訳から始める
優れた戦略や分析力があっても、その提案が経営の意思決定には届かない。この壁を越える鍵は、能力を証明することではなく、信頼と翻訳から始めることにあります。マーケティングが経営のテーブルで発言力を持つまでにたどるべき順序を、私自身が現場で通ってきた道とあわせて解き明かした一本です。
あなたの提案が経営会議で通らないのは、中身の良し悪しのせいではないのかもしれません。
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【特集】信頼は「翻訳」から生まれる
では、その信頼はどうやって育てるのか。私の答えは「翻訳」です。経営が使う言葉——売上、利益、キャッシュ——と、現場が使う言葉——機能、顧客体験、現場の声——は、そのままでは噛み合いません。この二つのあいだを往復し、橋を架けるのがマーケティングの本来の仕事です。最初の一歩は、決して大がかりなものではありません。次の経営会議で、自分の施策を一度「経営の言葉」に翻訳し直してみる。「新機能をリリースした」ではなく「解約を減らす打ち手を講じた」と語ってみる。翻訳が一度でも通じれば、次から自然と声がかかるようになります。信頼とは、その小さな翻訳の積み重ねの先に立ち上がるものだと、私は考えています。
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GTMステージゲートチェックリスト
次の記事018で紹介するGTMステージゲートチェックリストを先行公開しています。思いつきや偶然の成功に頼らず、段階ごとの関門(ステージゲート)で検証しながらGTMを前に進めるためのチェックリストです。「うまくいったのはなぜか」を、偶然ではなく再現可能な仕組みに変える一歩として、まずは自社の現在地を確かめてみてください。
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引き続き、どうぞよろしくお願いします。
2026年7月22日 合同会社Velopont 代表 飯嶋 睦
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