[Velopont Newsletter]創刊号
読者様
創刊号によせて
このニュースレターをお読みいただき、ありがとうございます。
私が初めてプロダクトマーケティングマネージャー(PMM)というタイトルで仕事をしたのは2005年のことです。しかし振り返れば、1996年のエバンジェリスト経験が原点でした。つまり、30年近くこの仕事に関わり続けてきたことになります。
それでも、なかなか上手くできない。本を読み、試行錯誤し、ノウハウは積み上がってきました。プロダクトマーケティングのプロとして、複数の会社でプロダクトマーケティング部門を立ち上げもしました。転機は昨秋から始めたMBAプログラムです。授業を重ね、論文を読み、ケースワークを積み重ねるうちに、これまでの試行錯誤のピースが学術理論によって裏付けられ、次々とつながっていく、そんな感覚を覚えました。
その感覚を、このnoteシリーズとニュースレターを通じて届けたいと思っています。自社のB2Bプロダクトの成長を加速させたい経営者や事業オーナーの方々、そして悩みを抱えるプロダクトマネージャーや営業マネージャー、マーケティングマネージャーの方々に、プロダクトマーケティングという仕事を知っていただき、自社の課題解決につなげていただけたら、これ以上嬉しいことはありません。もちろん、すでにプロダクトマーケティングに従事している皆さん。この難解な仕事を一緒に解き明かして行きましょう。
今週のひとこと
「翻訳」と聞くと、外国語の話だと思われるかもしれません。でも、同じ日本語の中にも、開発者の言語、ビジネスの言語、顧客の現場の言語など、いろいろな言語があります。お互い日本語で話しているからこそ「分かった気」になる。でも実際には、全然通じていない。「通じる=意味が分かる」ではないんです。「通じる=自分ごととして考えられる」なんだと、私は考えています。
このメルマガを読んでいるということは、下記の記事はすでに読まれているかと思います。「翻訳」は、このシリーズの大命題なので、いろいろな角度からアプローチし、この機能の重要性と、正しいやり方を解き明かしていきます。次の記事にも、ぜひご期待ください。
記事紹介
【連載01】B2Bプロダクトが売れない本当の理由——開発・営業・顧客をつなぐ「翻訳機能」の不在
技術力には自信がある。開発も営業も懸命に動いている。それでも、なぜか受注が積み上がらない——この問いに突き当たった経営者は少なくないはずです。問題はプロダクトの品質ではなく、三者をつなぐ「ある機能」の不在にあります。
あなたの会社では、顧客・営業・開発の現場を、誰が橋渡ししていますか?
▶ 記事を読む
次号以降について
毎週水曜日に配信します。次号からは、このシリーズで論じる「翻訳機能」の具体的な中身——誰が担うのか、どう設計するのか——を一歩ずつ掘り下げていきます。記事の公開スケジュールと合わせて、ここでしか読めない補足や裏話もお届けする予定です。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
2026年5月13日 Velopont 飯嶋 睦